EC3.1.3.18. Rubiscoのオキシゲナーゼ反応で生成するホスホグリコール酸の脱リン酸化反応を触媒し,グリコール酸を生成する酵素.葉緑体に局在する.クラミドモナスから単離された酵素は分子量3.2万のサブユニットから成るホモ二量体で,ホスホグリコール酸に特異性が高く(Km:140 μM), pH 8~9に最適pHをもち, 302アミノ酸残基から成る.光呼吸における初発反応を担うので,オオムギなどのこの酵素の欠損株は光呼吸条件下では生育できず. CO2濃度の高い条件下でのみ生育できる.