干渉計を用いたフーリエ変換赤外分光光度計によって赤外吸収スペクトルを測定する手法.回折格子またはプリズムを用いる分散型赤外分光法に対し,横軸の波数精度の高いスペクトルが得られ,大きなタンパク質中の微小構造変化を検出するのに適している.この手法を用いた,光誘起フーリエ変換赤外差スペクトル法は,光合成反応中心の構造や反応を調べる強力な方法の一つである.