空気力学的抵抗(コンダクタンス)[aerodynamic resistance (conductance)] †
植物群落と大気の間で交換される顕熱や物質の量を定式化するときに用いられる境界層抵抗の一種である.群落上の顕熱H は,空気力学的抵抗rA を用いて次のように表すことができる.cp は空気の定圧比熱,ρ は空気密度,Ts は群落の代表的な温度,T は群落上の気温である.空気力学的抵抗の逆数を空気力学的な群落コンダクタンス,顕熱のコンダクタンスと呼ぶこともある.空気力学的抵抗は,葉面境界層抵抗や群落内の拡散抵抗に依存する量である.
関連項目 †