スプリットユビキチン法[Sprit-ubiquitin]

 イーストツーハイブリッド法を膜タンパク質間の相互作用を見られるように改変したもの.ユビキチンをN末側(Nub)とC末側(Cub)に分割し,それぞれに膜タンパク質AとBを融合したものをコウボ(Saccharomyces cerevisiae)内で発現させる.タンパク質AとBが相互作用するとき,NubとCubが近接することになり,ユビキチンが再構成される.その際,Cubに融合されたLexA-VP16がコウボの脱ユビチン化酵素で切断され,核移行することでレポーター遺伝子を発現させる.レポーター遺伝子の発現を見ることで,タンパク質A,B間の相互作用を検定することができる.


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Last-modified: 2020-05-12 (火) 04:42:49