葉緑体ストロマに存在する可溶性アスコルビン酸ペルオキシダーゼ(sAPX)で,分子量が約3万,チラコイド膜結合アスコルビン酸ペルオキシダーゼと同様,単量体で機能している.細胞質アスコルビン酸ペルオキシダーゼと異なり, sAPXの遺伝子はシロイヌナズナでは1コピーである.モノデヒドロアスコルビン酸レダクターゼ,デヒドロアスコルビン酸レダクターゼ,グルタチオンレダクターゼとともに,ストロマでのH2O2消去に機能している.