紅色細菌Rhodobacter capsulatusで見つけられた膜結合型シトクロム.分子量は約2.2万で,根粒菌のcycM遺伝子産物と一次構造上の相同性を示す.1分子のヘムcを結合し, 365 mV の酸化還元電位をもつ.R. capsulatusではシトクロムc2と同様にシトクロムbc1複合体から電子を受け取り,末端酸化酵素および反応中心の還元に働く.しかし,近縁のR. sphaeroidesでは反応中心の還元には働かない.